【カフェ集客できない原因BEST3】安くしないと集客できないのか?

カフェの集客ってホントにむずかしいです。

カフェは単価が安いから儲けにくい、、、

だからっって価格を高く設定すると集客できない、、、

 

こんな問題にぶつかることがよくあります。

 

この記事では、、、、

 

カフェは安くしないと本当にお客さんは来てくれないのか?

そもそも集客がうまくいかない原因は何なのか?

 

ということを

僕自身の経験や多くのカフェオーナーさんを

見てきた経緯からお話させていただきます。

 

 

この記事の信頼性

 

 

僕は名古屋でカフェを経営するあなたと同じ

現役のカフェオーナー。

 

2013年に開業し、これまで様々な苦労を経験してきました。

開業3カ月で100万円も赤字になり、

4カ月目には閉店を考えました。

 

でもその後、

 

集客のために

マーケティングや心理学、コピーライティングなどを学び、

現在(2019)まで6年間も続けてくることができました。

 

「これをしたら失敗した。」

逆に「これをすると成功できる」

 

このような僕自身の経験が少しでも

お役に立てるのではないかと思っています。

 

 

【カフェ集客できない原因BEST3】安くしないと集客できないのか?

 

・近所に新しいカフェができるたびにお客さんが減るんじゃないかとビクビク。

・安くしないとお客さんは来てくれないんじゃないか。

 

カフェをやっていると、

このような想いになるのは当然のこと。

 

 

でも勘違いしてほしくないのは、

「価格を下げること」が戦略であれば問題ないです。

 

問題なのは、

不安や焦り、集客に関する知識の無さよる

 

「安くしないと‼」

 

という考えからの値下げ。

 

これは戦略とは言えない。

 

 

まず考えることは

「お客さんが来ないのは、本当に安くないからだろうか?」

ということ。

 

 

実際に僕の経営するカフェは、

ランチの客単価は1800円くらい。

ランチデザートは+580円もします。

それでも多くの方がデザートまで注文してくれている。

 

 

こんなことを言うと、

「少し高級なカフェなんでしょ?」とか、

「お金持ちのお客さんがよく来るお店なんでしょ」

 

と言われることがあるけど、

全くそうじゃない。

 

 

駅から徒歩15分の住宅街の中。

近隣には、小学校や保育園、中学校などがあって、

昔からある古い喫茶店も何店かある。

 

とても閑静なお洒落な住宅街とは程遠い

下町の住宅街。

 

来てくれるお客さんは

近所の主婦の方がほとんどです。

 

 

そう考えてみると、

集客がうまくいかない原因は

「安くないから」とは言い切れないところがある。

 

 

 

では、集客ができない原因は一体どこにあるのか?

 

 

カフェ集客ができない原因BEST

 

1位 投資をしていない

2位 魅力が伝わっていない

3位 ターゲットが間違っている

 

 

 

1位 投資をしていない

 

 

これ僕もそうだんだんですが、

 

「集客ができない、、、」

 

と言っている人の多くは

投資をしていません。

 

 

ここでいう投資とは、、、

集客のためにお金や時間を使うこと。

 

 

「チラシはやってる?」→やってません。

「ネットの広告は?」→やってません。

 

「ブログは書いてる?」→何を書いたらいいのか、、、

「インスタなどのSNSは?」→やってるけど集客にはつながってません。

 

 

 

これでは集客できるわけがない。

 

 

お金をかけることができないのなら

時間や労力をかけるしかないし、

 

やっているのがSNSくらいで

集客が安定するなんて奇跡は起こらない。

 

でも、

 

カフェオーナーとしては、

お金をかけずに集客したいと思っている人がほとんどだと思う。

 

それに、

 

「チラシやってみたいけどお金がない、、、」

 

って人もいる。

 

 

これを解決する方法としては、

意識を変えるしかない。

 

そもそも、お金がないからチラシができないんじゃなくて、

チラシをやらないからお金がないんです。

 

 

お金を使わないからお客さんが来ない。

 

この意識を持たないといけない。

 

 

例えば、僕のお店では、

毎月チラシを1万部ほど出している。

 

金額としては大体7万円くらい。

 

これだけ聞くと

「そんなにお金かけてるの?」

って思うかもしれないけど、

 

この7万円の投資をすることによって、

3倍くらいの売り上げになって帰ってくる。

つまり、

 

7万円使って20万円の売り上げができるから

20万円―7万円で13万円の売り上げになる。

 

 

何もしなければ

7万円の経費は掛からないけど、

売上も増えない。

 

 

このように

7万円の投資で20万円の売り上げができたら、

この7万円の投資は高いと思うか?

 

ここが重要なんです。

 

これだけお金をかければ

これだけの売り上げになって帰ってくる。

 

こういうことを

考えて正しい投資をする。

 

 

 

食べログを有料版にして

毎月27000円も使うなんてもったいない、、、

 

でも、実際に食べログを有料版にしたことで

食べログからの予約や来店による売り上げが

10万円になったら、、、、

 

 

それでも毎月27000円がもったいないと思うでしょうか?

 

お金を得たければお金を使う

 

これはカフェ経営の鉄則です(^^)/

 

 

2位 魅力が伝わっていないから

 

「じゃあ投資しよう‼」

 

と腹をくくってチラシを作ったり、

ブログを毎日頑張ったりする。

 

でも、

 

 

ここで「正しい伝え方」をしないと、

集客はうまくいかない。

 

チラシにかけたお金も

ブログにかけた時間も

無意味なことになってしまいます。

 

 

 

 

たくさんあるカフェの中から

自分のお店を選んでもらうためには、

お店の魅力を正しい方法で伝える必要があります。

 

 

正しい伝え方というのは、、、

 

他のカフェとの違い

他のカフェが伝えていないこと

 

を伝えるんです。

 

どこのカフェでもあるようなメニューや

どこのカフェでも伝えているような

ありきたりなワードを使っていては、

 

お客さんは選びにくいから。

 

 

つまり、

読み手であるお客さんに、

 

「このお店じゃなきゃダメな理由を伝える」

 

ということ。

 

 

でもだからと言って、

そんな簡単に魅力が伝えられるわけではありません。

 

 

魅力を伝える訓練が必要です。

 

実は多くの方は、

この「魅力」というものを勘違いしている。

 

 

「当店の作る料理はおいしいです」

「オーナーが毎日、市場に仕入れに行ってます」

「当店のパスタはアルデンテで本格的です」

「当店のハンバーグは牛肉100%です」

 

 

多くのお店が伝えている

このような魅力は魅力ではありません。

 

これらは魅力ではなく、

ただ事実を伝えているだけ。

 

ちょっと難しいかもしれませんが、

 

 

「魅力」と「事実」の違いは、

 

「事実」は、「へーそうなんだ⁉」

だけで終わってしまう。

関心だけで終わるんです。

 

 

逆に「魅力」というのは、

「行きたい‼」「行かなきゃ‼」

と、行動を起こさせるもの。

 

この両者の違いは本当に大きい。

 

 

 

 

この記事ではポイントだけお伝えしておきます。

 

魅力の伝え方というのは、、、

 

「事実」+「メリット」

 

で成り立ちます

 

「事実」

このお店はどういうお店なのか?

どんな人のためのお店なのか?

 

 

 

「メリット」

このお店に来るとどんないいことがあるのか?

このメニューを注文するとどうなれるのか?

 

 

このようなことを伝えると、

お店の価値が伝わることになります。

 

このお店じゃなきゃダメな理由ができる。

 

 

多くのお店は価値が伝わっていないから、

お客さんは値段でしか選ぶ基準がない。

 

 

そうなると、

 

高いお店は行かない。

安いお店に行こう。

 

となってしまう。

 

価値さえ伝わっていれば

その価値に共感した人が来てくれます。

決して高いから売れないわけではありません。

 

なぜその価格なのか?

 

人はその価値を知りたいだけ。

 

 

これを理解すること。

 

 

魅力・価値を伝えることができるようになれば、

「このカフェがいい」

「この人の作る料理が食べたい」

と、来店前からお店のファンになってもらうことができます。

 

 

3位 ターゲットが間違っている

 

自分のカフェには

どんな人に来てほしいか?

 

という、ターゲットとするお客さん像がわかってない場合、

来てほしくないお客さんを集めることになってしまいます。

 

これはすごく重要で、

「誰でもいいから来て‼」の集客をしてしまうと、

カフェ経営は苦労の連続です。

 

 

例えばどんな苦労があるかというと、

 

・味付けのクレームを言われる

・「高い‼」だの「少ない‼」だの自分の価値観を口コミに書かれる

・とにかくお客さんに振り回される

 

 

悪い言い方をすれば、

「お客」は、わがままな生き物。

 

普段はいい人でも、

「お客」という立場に立った瞬間、

わがままなモンスターへと変貌する。

 

これはお客さんを批判するものではなく、

もちろん自分も同じこと。

 

僕らもいったん仕事から離れてしまえば、

「イチお客」として様々なお店を利用する。

 

「お客」という立場になれば、無意識にも

 

「いい接客をしてもらいたい」

「待たされたくない」

「支払う金額以上の見返りを期待してしまう」

 

ちょっとでも嫌な思いをすれば

店員に対し、上から目線で接してしまう。

 

 

このことを理解したうえで、

 

どんな人に来てほしいか?

どんな人には来てほしくないか?

 

を明確にして、アピールしてしまった方がよい。

 

ホームページやブログ、チラシを使って、

 

「当店はこういう方のためのお店です」と伝える。

 

 

つまりこれは、

 

「こういう人以外は来ないでくださいね」

 

と言っているようなもの。

 

そして、そのお客さんが喜ぶメニューを作ればいい。

決してメニューをたくさん用意する必要なんてないんです。

 

様々な人を集めたいと思っているから

様々なニーズに対応できるようにとメニューを増やしてしまう。

 

「子連れ主婦をターゲット」と決めてしまえば、

子どもと取り分けて食べられるように

ボリューム満点のメニューを作ったり、

お子様プレートを作ったり、、、、

 

そのターゲットに需要のあるものだけあればOK

 

【カフェ集客】100人いたら100人全員に喜ばれるのは無理

 

どんなに自信のある料理をつくったところで、

すべての人に受け入れられるのは難しい。

 

 

なぜなら、人ぞれぞれ価値観や趣向が違うから。

 

同じ商品でも、

 

「めちゃめちゃ美味しい‼」

と言って喜んでくれる人もいれば、

 

「「普通、、、期待外れ」

という人もいる。

 

だから僕らは、

喜んでくれる人だけに力を注ぎ、

意識を向けれいればいい。

 

100人いて、100人全員を喜ばせるなんて不可能なんだから。

 

カフェ集客の正しい方法

 

来てほしいお客さんに、

「良さそう」が伝わることが

人が集まる仕組みです。

 

つまり、

 

うまくいく集客。

 

決して、ガツガツすることや

SNSでキラキラすることが

「魅力」を伝えることではありません。

 

 

とりあえず、

 

「なんだ!魅力がないんじゃなくて、

伝わっていなかっただけか‼」

 

と思えたら大丈夫。

 

 

やり方は学べば、

誰でもできるんだから