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カフェ開業3か月で100万赤字。失敗した理由
僕が、名古屋市で独立開業したのが2013年。今から5年前です。
今ではこんなブログを書いているけど、
開業当時は本当にやばかった。
3か月で100万円も赤字になって、、、、
4か月目には閉店も考えました。
スタッフは僕とアルバイトの2人。
開業前はフランス料理を15年やっていた職人でした。
味には自信がある。店内もおしゃれにした。
なのに、なぜ?
今ならその理由が良くわかります。
失敗した理由①お店の魅力を伝えていなかったから。
美味しい料理やドリンクを出していれば
お客さんは来てくれると思い込み、そもそものお店の魅力を伝えていなかったんです。
開業したては、とにかく新規客を集めなけばいけない。
でも、何でか知らないけど
美味しけば流行ると思い込んでいる。
これってよく考えたらおかしなこと。
まず来てもらって、食べてもらって、
初めて「美味しい‼」ってなって
「また来よう」ってなるのに
おかしすぎる。
美味しければ来てくれるのは、
一度来たお客さんに当てはまること。
新規客を集めるには、
お店を知ってもらう必要がある。
そして、行ってみたいと思うような
お店の魅力やこだわりをアピールしなければいけない。
これができていなかったんです。
失敗した理由② 再来店する仕組みを作っていなかった
売上を作る=新規客に来てもらう
このことしか頭になかった僕は、
とにかく新規客にしか目が向いていませんでした。
実はもっと重要なことがあるって気が付いたのは、その数か月後のこと。
それは、お客さんがもう一度来店するための仕組みがなかったこと。
業績が伸び悩んでいるお店ほど、「商品さえよければお客さんは来てくれる」と思っています。
そして、お客さんがただただ来店するのを首を長くして待っているだけ、、、
今日は来た!今日は来なった、、、の繰り返しの日々、、、
そして、「お店の売上が伸び悩んでいる」なんていうのは、ちょっと可笑しいと思いませんか?
お客さんが再来店してくれないのは、
お客さんというのは、
・お店のことを忘れっぽくて
・優柔不断で気まぐれ
だからです。
だったら、思い出させて来店するきっかけを作ってあげればいい。
つまり、
初めてのお客さん → 再来店の働きかけ
こうして、初めて来店したお客さんには再度来店してもらえるように
お店側から再来店を促すアプローチ(ハガキDM)をする必要があるわけです。
たったそれをやっているかどうかで売上が大きく変わりました。
再来店客を増やすための3つのポイント
1、 お客さんアンケートと称して顧客情報を入手する
2、 入手した顧客情報に案内を定期的に送る
3、 すでにある分については早急に送る
こうして再来店客を増やしていきます。
失敗した理由③安いメニューしか注文されない
どんなにお客さんを集めても
安いメニューしか売れなかったら、売上は伸びません。
もし高いメニューがもっと注文されたら、
同じ客数でももっと売り上げ上がるのになぁ~なんて夢のように考えていました。
でも後々、それが現実に出来ることを知りました。
売りたいメニューを選ばせる方法があったんです!
それは、メニューブックの中で価値を伝えること。
そもそも人がなぜ商品を購入するのかと言ったら、
その商品に価値を感じたからなんです。
その金額を支払ってもいい価値を感じて購入する。
価値を感じてもらえば
値段なんか関係ないんです。
それまでの僕の作ったメニューは、
値段とメニュー名がかかれているだけでした。
それではおきゃくさんからしたら何もわからないし、
だから、選ぶ基準が値段の安さにしかない。
そりゃ~安いメニューしか注文されないわけです。
今ではメニューブックで価値を伝えて、
モーニング客単価1000円
ランチ客単価1850円
になりました。
売上が作れるお店になるためには、
それなりの努力が必要。
仕込みして、料理作っているだけではすぐにつぶれてしまいます。
あなたも僕のような失敗をしないように
慎重にカフェ集客を考えてみることをお勧めします!(^^)!
PS
僕はこの本をネットで見つけて読んだことで、
改善方法を見出せました(^^)/
あなたにもシェアしますので
是非参考にしてみてくださいね‼
荒嶋 友基
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