【いつかカフェを開業したいすべての人へ】カフェを5年続ける辛さと難しさ

 

 「こんなクソな仕事さっさと辞めたい、、、」

 

真面目な人であればこそ、誰もが一度は口にしたことがあるこの思い。

そして頭の中をよぎるのは、

 

「自分のお店を出して、自由に仕事ができたら、、、」

 

 

こんな思いを抱いていた僕の名前は荒嶋友基。

今年カフェオーナーとして5周年を迎えました。

 

18歳から料理人の世界に入り、10年以上の間、料理を作る職人としてやってきました。

 

 

カフェオーナーとしてやってきて最近思うのは、

「世間一般に飲食店経営は難しい」ってこと。

カフェ業態も競争が激しいです。

 

Kellyやカフェ本などを読んでいても、

新しいお店だけでもめちゃくちゃ増えてます。

知らない店ばっかり。

 

そしてそれと同じくして、

閉店に追い込まれているカフェがあるのもまた事実、、、。

 

 

開業3年で8割のお店が消えるシビアな飲食業界。

 

そう考えたら5年も経営をやってこれたことは

本当に奇跡に近いのかもしれない。

 

そんな僕がこのブログを立ち上げた理由は、

カフェを経営することの辛さや難しさを知ってほしかったからです。

 

【いつかカフェを開業したいすべての人へ】カフェを5年続ける辛さと難しさ

 

 

どうやったらお客さんは来てくれるのか?

どうしたらリピートしてもらえるようになるのか?

どうしたら高いメニューモ注文してもらえるのか?

 

お店をやっていると、

経営者の頭の中は、本当にたくさんの悩みでいっぱいになります。

 

今月売上全然ない、、、ヤバイ、、、

何かしなきゃいけないのはわかるけど、

どうすればいいのかわからない、、、、

 

開業当初はこんな悩みで頭がはちきれそうになります。

 

 始まりは、「カフェはラクそう」という甘い考えから

 

 

カフェ開業を決めたときから、とにかくカフェに行きまくりました。

どのお店も料理は普通。

 

店主が料理の修業をしてきた感じはあまりありません。

見た目がお洒落なワンプレートが多かった。

 

「カフェの料理ってそうゆうもんだ」って思い込んでたんです。

長年料理を作ってきた自分なら、「カフェなんて簡単にやれる‼」

って自信を持ちました。

 

 

 

勤めていたお店を辞めて、お店を開くのは怖かったですよ。

ただ、このまま一生雇われのまま仕事していくのだけは嫌だったから

行動に移せたんだと思います。

 

開業資金は、約3年間貯めて300万円。

それを自己資金として、日本政策金融公庫で300万円借りることを前提に

物件探しを開始。

 

 

探し始めてから3か月ほどで良い物件を発見しました。

名古屋市郊外の住宅街で駅からは徒歩15分。

 

料理の味には自信があったので、

通りすがりで入るお店にはしたくなかった。

わざわざここに来ることを目的に来店してほしかったんです。

 

だからあえて住宅街の駅から遠い物件にしました。

 

 

33坪の店内に約40席。

初めての経営にしてはちょっと規模のでかい物件でした。

 

開業費用は全部で600万円。

 

物件取得で200万円

店内内装で90万円

厨房機器やインテリアで70万円

運転資金で240万円

 

この時の心情は、

運転資金を多めに持っておくことで

最初の数か月が赤字でも大丈夫なように考えていました。

 

 

31歳だった2013年、料理長をしていたレストランを辞めて、「カフェヴェリーヌ」を開業する。

 

 

開店初日の売上は38400

 

スタッフは求人サイトで募集。

8人採用して開業日を迎えました。

 

万全の準備をして、開店時間を待つ。

このときは本当に緊張しました。

 

しかし、開店時間になってもドアが開かない、、、

 

結局10時~18時までの営業で24人が来店。

売上は38400円でした。

 

そして2日目はというと、32000円、

3日目は28000円、、、、

 

この一週間は本当に感情がおかしくなりそうでした。

 

 

暇そうにしているスタッフを見るたびに

怒りがこみあげてくる。

 

「暇だったら自分で仕事見つけて掃除でもなんでもしてくれ‼」

 

こんな状態が続き

スタッフは1か月も経たないうちに

1人、2人、、3人、、、、と辞めていきました。

 

残ったのはアルバイトたった一人だけ。

でもお客さんが来ないからそれで十分でした。

 

売上がないからモーニングと夜の営業を開始。

アルバイトはランチタイムだけ来てもらって、

あとは自分一人で営業しました。

 

夜なんかは特につらかった。

広い店内にお客さんが1組だけなんて普通のことです。

「お客さん、この状況どう思っているのかな?」

 

そんなことばかりが気になって、

お客さんがいないことが恥ずかしくてたまりませんでした。

 

 

 

お店は週休1日でも、なんやかんだで実際に休めるのは週に半日だけ。

それなのに最初の4か月は経費を引いたら利益0円。

僕の給料はありませんでした。

 

半年経って10万。

1年でようやく20万円くらい自分の給料を出せるようになりました。

 

最初はこんなことも想定していたはずなのに、

実際にこんな状況になってしまうと本当に落ち込んで元気がなくなってきます。

 

開業から1年は、金銭面よりも体力的、精神的に辛かった。

買出しと仕込みの時間を含めれば、116時間労働でしたから。

 

 経営が安定しても、心底安心することはない

 

SEO対策に強いホームページ業者にホームページを作ってもらってから

客数は順調に増えて、売上も右肩上がりで成長していきました。

 

その後も、売れるチラシの作り方を勉強してチラシを出してみたり、

始めて来られたお客さんの個人情報を聞いて、

ハガキDMを送ったりすることで客数を増やし、

売上は3倍にもなりました。

 

 

でもなぜだか、

 

「まったく売れなかった開業当初が頭にこびりついて離れない」

 

どうせお客さんは来ない、マーフィーの法則じゃないけど、

「お米を炊いたらなおさら来ない」って、

最初の1年で刷り込まれちゃったんです。

 

昔の話と思えばいいんだけど、

周りを見れば潰れていくお店がたくさんあるから、、、

 

 

有名なジャーナリストの田原総一郎さんでさえ、80歳を過ぎた今でも

「明日仕事がなくなるかもしれない」

という恐怖で夜中に目が覚めることがあるらしい。

 

組織に頼らずに一匹オオカミで食っていくことは

常にそんな葛藤との戦いなんだと思う。

 

それでも僕は、

「雇われているよりも雇う側がいい」と思っている。

 

好きことで食っていくのは意外と辛い

 

 

仕事となれば、経営お金のこととかいろいろやることありすぎて、

一番好きな料理を作ることだけやっていてもうまくはいかない。

 

そして経営やマーケティングを学べば学ぶほど、

経営者の仕事は現場でなく、「お客さんを創ること」ということが身に染みる。

 

「自分のお店を持って、自由に好きなことやりながら仕事ができる」

なんてやっぱり甘い考えなのかもしれない。

 

好きなことで飯が食える=100%ハッピーって訳にはいかない。

好きな料理だけ作って、勝手にお客さんがやってくる、、、

これは本当に理想だ。

 

 荒嶋友基が考える「続くカフェ」「続かないカフェ」の違い

 

3年で2割しか残らない」

という激しい競争下で、「カフェヴェリーヌ」が5年生き残ってこれた理由は何か?

 

それは、やっぱり

 

自分のお店の魅力をしっかりと伝えること。

 

あなたのお店の商品やサービスを気にいってくれるであろう人に対して

最適な方法で伝えることです。

 

お客さんが来ない理由は本当にシンプルなことです。

 

あなたのお店のことがわからないから

 

だから伝えるんです。

 

「最新のSNSを使った集客術」とか聞こえはいいけど、

結局はそれらは魅力を伝える一つの手段にすぎません。

 

Facebookがいいとかインスタがいいとか、

そんな根拠のない周りからの情報に惑わされてはいけません。

 

Facebookがいいなら、

 

なぜそれがいいのか?

あなたのお店にとってどういいのか?

どのように利益を生んでくれるのか?

 

そういったことを理解したうえで活用するべきです。

 

 

ちなみに僕のお店では、

Facebookもインスタもやってます。

それぞれのいいところを理解しているからです。

 

でもわからないまま続けていても

意味がありません。

 

売上アップにつながるSNS集客については、

また別の記事でお話するとして、、、

 

 要するに、

失敗しないカフェ開業は、

あなた自身がお店の魅力を発信し続けること。

 

これが僕の持論です。

 

 

 

 

 

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荒嶋 友基

荒嶋 友基

荒嶋友基 1982年2月15日 愛知県出身 カフェヴェリーヌ代表/カフェ集客サポーター 【カフェオーナーとして】 2013年に名古屋市で開業した「カフェヴェリーヌ」は3か月で100万円の赤字に。「美味しい料理を作っていればお客さんは来てくれる」この考えが間違いだったことに気づき、本格的に集客の勉強を始める。 最初に始めたのは新聞折り込みチラシ。 どんな言葉を投げかけたらお客さんは来たい!と思ってもらえるのか? 何をどんな順番で伝えたらお客さんの心を動かし来店してもらえるのか? という行動心理を学び、開業から1年で売上は2倍。2年で3倍まで伸ばすことに成功。現在もお店で料理を作り続け、地域一番店を目指している。 【失敗しないカフェ経営サポーターして】 カフェ経営5年間の中で、数々の失敗を経験してきました。 正しい経営の知識を学び売上を大きく伸ばしてきた僕ですが、、 その中で、他の店が閉めたり、閉めようとしていることを聞くと、 「少しでも力になりたい」と思うようになってきました。 当時の僕と同じような境遇にあるカフェ経営者さんを見ていると、 「僕にも何かお手伝いできることができないか」という想いで 現在は、カフェ経営の傍ら、セミナー活動、執筆活動、たまにコンサルティングなどをしています!(^^)!

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荒嶋 友基

荒嶋友基 1982年2月15日 愛知県出身 カフェヴェリーヌ代表/カフェ集客サポーター 【カフェオーナーとして】 2013年に名古屋市で開業した「カフェヴェリーヌ」は3か月で100万円の赤字に。「美味しい料理を作っていればお客さんは来てくれる」この考えが間違いだったことに気づき、本格的に集客の勉強を始める。 最初に始めたのは新聞折り込みチラシ。 どんな言葉を投げかけたらお客さんは来たい!と思ってもらえるのか? 何をどんな順番で伝えたらお客さんの心を動かし来店してもらえるのか? という行動心理を学び、開業から1年で売上は2倍。2年で3倍まで伸ばすことに成功。現在もお店で料理を作り続け、地域一番店を目指している。 【失敗しないカフェ経営サポーターして】 カフェ経営5年間の中で、数々の失敗を経験してきました。 正しい経営の知識を学び売上を大きく伸ばしてきた僕ですが、、 その中で、他の店が閉めたり、閉めようとしていることを聞くと、 「少しでも力になりたい」と思うようになってきました。 当時の僕と同じような境遇にあるカフェ経営者さんを見ていると、 「僕にも何かお手伝いできることができないか」という想いで 現在は、カフェ経営の傍ら、セミナー活動、執筆活動、たまにコンサルティングなどをしています!(^^)!