こんにちは。
お客さんに振り回されたくない。
短時間労働でらくに売上を作りたいカフェオーナーの荒嶋です。
目次
あなたのカフェが選ばれないのは強みがないから
新規客も再来店客も、お客さんは数あるカフェの中からあなたのお店を選び、来店し通い続けてくれています。
たくさんのカフェがある中で、
「選ばれるカフェ」と「選ばれないカフェ」があって
一度選ばれたカフェの中でも、
「通い続けるカフェ」と「1回きりのカフェ」があります。
もちろん、「お客さんに選ばれて」「通い続けてもらう」方がが良いに決まっている。
そのためには、何をどうしたら良いのか?、
実は選ばれるカフェには共通点がありました。
- 強みがある
- コンセプトがある
- お客様を選んでいる
お客さんがカフェを選ぶ理由も、通い続ける理由も「強み」です。
選ばれるカフェ3つの条件①「選ばれる理由、強みがある」
「強み」とは、
- 他のカフェにはない魅力
- 他のカフェとの違い
のこと。
強みがない、お客さんに打ち出せていない、伝えられていないと、
お客さんはあなたのカフェを選ぶ理由、通う理由が分かりません。
それなのに
「自分のお店の強みが良くわかっていない」
強みどころか
「立地が悪い」「経験も少ないし・・・」
と、他のカフェと比べてコンプレックスを感じ、
そんな弱みが無駄に安めの価格設定や値引き集客などの手段に現れてしまうケースが多いです。
明確な強みがあって、伴った自信があれば、
極端な値引きをしなくてもお客さんを呼ぶことができるし
来て欲しくないお客さんを選ぶことだってできるんです。
お客さんというのは、自分にとってどんないいことがあるのか?という、
そのお店に行くことで得られるご利益を求めています。
要は、「なぜあなたのお店に行かなければいけないのか」という理由が重要なのです。
お客さんは、あなたのお店に行く理由がなければ行動しません。
「強み」=
- 他のカフェにはない魅力
- 他のカフェとの違い
もっというと、
- こだわっていること
- 大切にしていること
- お客さんへの想い、コンセプト
ともいえます。
「強みを見つける切り口は6つ」
今の時点で「強みがない」「あったとしても結局、他のカフェと同じで、強みとはいえない気がする」
と思っていても問題なし。
強みがないなら作ればいいし、強みが弱いなら強めればいい
強みは、必ずあります。
「ない」と思うなら、作ればいいし、
「弱い」と思うなら強めればいいだけ。
強みを見つけるには、切り口があります。
やみくもに考えても、自分のお店のことって意外とわかっていないので
強みを見落としてたりする。
- 信念・想い・コンセプト
- 技術
- 材料・道具
- 作り手・人
- 空間・環境・立地
- サービス・おもてなし
この6つの切り口で、強みを考えてみてください。
一つだけだと、他のカフェにも同じ強みを持っているお店はたくさんあります。
その場合2つ以上を掛け合わせると唯一無二の強みになります。
よくあるのは、
自分では弱みだと思っていたことが、実は強みだったりすることがある。
選ばれるカフェ3つの条件② 「選ばれるカフェはコンセプトがある」
お店の強みが明確になったところで、その強みを生かし
お客さんにどんな価値を提供するのか?という想いを言語化したものが「コンセプト」です。
強みを魅力に変えて言語化するにはちゃんとした「やり方」があります。
「誰に」「何を」「どのように(どうなれる)」
を具体的に、かつシンプルに考えます。
「誰に」…何に悩んでいるお客様・どうなりたいお客様
「何を」…提供するメニュー・サービス
「どのように」…どうなれる・手にする価値、未来
コンセプト(例)
誰に…『小さな子供がいて行けるお店がない、、、と悩んでいる子育てママへ』
何を…『子供が横になっても大丈夫なお座敷席があります。』
どのように(どうなれる)…『子供がいても安心して食事とおしゃべりを楽しめる』
このコンセプトに共感いただいたお客さんから選ばれることになります。
選ばれるカフェ3つの条件③ 「お客さんを選んでいる」
選ばれるカフェの掟① 「選ばれる強みがある」
選ばれるカフェの掟① 「選ばれるコンセプトがある」
どちらも、実はこの3つ目の掟「お客さんを選んでいる」へと繋がっています。
強み・コンセプト「うちのお店は、こんな強みがあります!こんな想いでやっています!」を明確に打ち出すということは、自然とお客さんを選んでいる、ということになります。
選ばれたいなら、選ぶ。
「なんでもいい」「誰でもいい」「みんなと同じでいい」と
お店側が「選ぶ」ということをしないと、
お客さんに選んでもらうことはできません。
「自分」というものを持っていないお店が選ばれることは、まずありません。
「強み」も「選択」によってつくられます。
どんな材料を使うか、どんなスタッフを雇うか、どんな接客をするか
「これはする・これはしない」と明確に選んで行った結果、強みが確立します。
コンセプトも同じ。
「誰に・何を・どのように」提供するのか、というのは、
これで行く!というのを選ぶ代わりに、他のお客さんや、やり方を捨てることになります。
お客さんを選ぶこと・材料を選ぶこと・スタッフを選ぶこと、
人と違うことをすること、
これらは一見後戻りができないようで怖いことだけど、
勇気をして行ったたくさんの「選択」の積み重ねが、お店が選ばれる理由になっていくのです。
あなたは自分のお店の強みを理解していますか?
お客さんはあなたのお店の何を気にいって来てくれているのか?
これ、理解していない人意外と多いです。
あなたのお店は何が得意で、あなたは何の専門家?
あなたはどうしてお店をやっているのか?
あなたの扱う商品は、どんなこだわりがあるのか?
どんな技術を持っているのか?
どんな人に来てほしくて、その人たちにどうなってほしいのか?
集客をするうえで大事なことは、
商品ではなくあなた自身の想いを伝えるのです。
このお話はとても重要なことですので、ちょっとしたワークをやってみて下さい。
ワーク1:あなたは何屋さんで、何が得意ですか?
ワーク2:あなたは、どんな想いで仕事をしていますか?
ワーク3:なぜこのお店をオープンしたのか?
ワーク4:なぜその商品やサービスを提供しているのか?
ワーク5:あなたのお店に来ること。
または、あなたの商品やサービスを利用することで、
どんないいことがありますか?
お客さんというのは、自分にとってどんないいことがあるのか?という、
そのお店に行くことで得られるご利益を求めています。
要は、「なぜあなたのお店に行かなければいけないのか」という理由が重要なのです。
お客さんは、あなたのお店に行く理由がなければ行動しません。
それでは、あなたのお店に行くことで得られるメリットを考えるために
ワーク6
あなたのお店、または商品・サービスの特徴を30個書き出してみましょう。
ワーク7
ワーク5で出した特徴を、メリットに変換してみよう。
(注意:料理がおいしいはメリットではありません)
この様式に当てはめて考えるとわかりやすいです。
この商品は ①特徴 です。
なので、 ②メリット できます。
例えば、、、
- 当店は注文が入ってから麺をゆでるので、アルデンテの食感を味わえます
- お座敷タイプの個室があるので、小さなお子さんがいても安心して
おしゃべりとお食事を楽しめます。
- 当店のケーキは砂糖不使用なので、ダイエット中でも気にせず食べられます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このように、あなたのお店、商品・サービスを利用すると、
「こんないいことがありますよ」ということを、ホームページや広告、チラシなどで
伝えることで、魅力を感じてもらい、
お客さんの「あなたのお店に行く理由」ができるのです。
そのためにも、まずは
・あなたのお店は何が得意なのか?
・どんないいことを提供してあげられるのか?
を理解することです。
そうすれば、きっとあなたのお店に今よりもファンが増え、お店が繁盛しますよ!

荒嶋 友基

最新記事 by 荒嶋 友基 (全て見る)
- 【カフェ経営おすすめ書籍】お客さんの心を動かす方法 - 2020年5月21日
- 【カフェの売れるメニュー】どんなメニューを作ればいいのか? - 2019年6月14日
- 【カフェ集客できない原因BEST3】安くしないと集客できないのか? - 2019年6月13日
コメントを残す