非常識に生きる!あらしまともき

「写真が苦手…でもちゃんとした写真が欲しい」と悩んでいた僕自身が、「これが欲しい」という撮影サービスを作りたかった。

初めまして。名古屋で写真が苦手な方の為の撮影サービスをしています“あらしま”と申します。

もともと写真を撮られるのが嫌いだった僕は、カメラマンという職業の人が苦手でした。

そんな僕の中では、

「こんな撮り方してくれるカメラマンがいたらいいのに」

っていう理想がありました。

それは…

✅カメラを顔の前で覗かないで撮ってほしい

✅ポージングした写真は不自然で嫌だ。

✅「ハイポーズ」ではなく、おしゃべりしている瞬間に気づかないうちに自然体の姿や表情を撮ってくれている

 

こんなカメラマンが理想だったわけです。

でもそんな人を探しても見つからない。

 

なぜならこれらは…

 

カメラマンの世界では非常識だからです。

一般的にカメラマンは、

カメラを覗いてピントや構図の設定をしながら、ブレないようにしっかりとカメラを顔の前で固定して1枚1枚丁寧に撮る。

 

そういった作業をしているからこそ、カメラがずーっとこちらに向けられてしまう。

 

だから、撮られている側はどうしてたらいいかわからず表情が引きつってしまう。

 

これが僕の写真が苦手になってしまった原因でした。

 

つまり、写真嫌いになってしまうのは、

これまでの撮られ方が悪かったからです。

今のプロ用のカメラは、昔に比べ機能がはるかに進化しています。

自動で顔にピントを合わせてくれて、被写体が動いていても顔を認識してピントが自動で追いかけてくれる。

それに、カメラ自体に手ブレ機能がついているので多少の揺れにも対応できる。

走りながらでもブレずに撮れてしまう。

もうカメラを顔の前で構えてじっくり撮る必要がないんです。

 

自然な表情の写真を撮るために必要なのはカメラ技術ではない。

昔の僕のように、

 

・写真が苦手

・人見知り

・コミュニケーション苦手

 

こんな人でも、撮り方次第で自然な笑顔を撮ることは絶対にできます。

どんなにカメラ技術のあるカメラマンだったとしても、それだけでは写真が苦手な方の自然な表情を引き出すことはできません。

お客様自身がカメラの前で、良い表情をできる雰囲気作りができかどうかの方がよっぽど大事。

カメラの前でいつもの自分らしい表情が出せるようにするには、撮影方法の常識にとらわれないこと。

 

そして、無理に笑わせようとしないこと。

その為に重要なのは、撮ってくれるカメラマン自身が、

 

・人の笑顔の仕組み

・人の心理行動

 

を理解していることです。

 

 

カフェ経営者からマーケティングカメラマンに

2013年~2019年。カフェ経営をしていた6年間、

僕はマーケティングや集客を学んできました。

開業当初はお客さんが全く来なくて崖っぷち経営。

開業して3か月で100万円の赤字。4か月目には閉店も考えました。

でもあきらめず、お客さんの買い物心理や行動心理を学ぶことで、

「人」というものの本質を知り、売上を大きく伸ばし6年間続けることができました。

僕自身、元々人に興味があり、いつも人を観察しているくらい人が好き。

HSPという、他人よりも様々なことに気づきやすい性質を持っているということもあって、本格的に人の本質を学ぶことにのめりこんでいきました。

そして、自分の笑顔が嫌いだった僕だからこそ、

 

「どうしたらもっと自分を好きになれるか?」

「どうしたら自分の魅力って伝わるのか?」

 

という想いから、「笑顔」「印象学」についても学んできました。

そういった人の笑顔の仕組みなどを理解したことで、面白いことを言って無理やり笑顔にさせるのではなく、どんな人でも自然な形で笑顔になることができるポイントがわかるようになりました。

 

満足してもらえたか?常に不安との隣り合わせ…

僕はかなりの小心者です。

 

本当にお役に立てたのか?

そんなことばかりが気になってしまう。

 

そんな恐怖心があるからこそ、常に全力で取り組まないと不安でしょうがない。

 

そんな自分だから、「60分撮影でこの料金」というプラン設定をしていても、その時間内で終わることはあまりありません。

 

「時間大丈夫ですか?」

 

って、お客様が逆に気を使ってくれるくらい。

それだけ僕はキッチリとしたビジネスをするのが苦手。

カメラマンとして起業した当初は、結果が出るか不安で、恐怖心から動いていました。

 

そして今でも口コミは怖い。

とにかく悪い口コミが立つのが嫌だから、その目をつぶすために1ミリも妥協することなくやってきました。

でも、そんな小心者だからこそ、僕自身お客様に対して誠実でいられるのかな?とも思っています。

今ではこれが僕の強みだと理解し、

「いつでも全力で、お客様の期待を超えたい」

これが僕の仕事の信念になっています。

正しく誠実に稼ぎたい

少し撮影時間が過ぎたときに、

「延長料金が発生します」

と言ったり、

 

「納品枚数は30枚。それ以上は1枚200円頂きます」

って謳ってみたり。

 

僕はこういった販売手法は好きではありません。

なんだかお金を少しでも得るためにお金を目的にしているようで、

本当の意味でお客様の想いに寄り添えていないと思ってしまうから。

オプションをつけてお客様の利用金額を増やすことで、

「ラクして売上アップ」

「ラッキー」

と考える人もいるけど、僕はそういうのは自分がしんどくなってしまうんです。

金額に応じた損得は考えず、頂いた分は必ず倍返しにして、ちゃんと成果としてお返しすることを確実にやっていきたい。

 

6対4で自分が少し損するくらいが僕の性格的にちょうどいいのかもしれない。

 

結局、僕が一番欲しいものは「信用」なんです。

 

カフェ経営から学んだ「自分らしさ」

嘘をつきたくない

騙したくない

正直でいたい

ありのままで自分らしくいたい

 

 

これらは人として当たり前に感じる想いです。

 

でも、仕事において、自分が販売者側になったとき、これらが当たり前じゃなくなってしまうことへの恐怖を感じた経験があります。

僕がカフェ経営をしていた時、

お客さんが来ない

売上がない

こんな状況が続き、頭がおかしくなっていた時期があります。

600万円も借金をして作ったお店。

絶対に失敗できない想いから、自分が自分じゃなくなっていく辛い日々を過ごしました。

 

お客さんに来店してもらう為に、アルバイトの子に食べログに良い口コミを書いてもらったり、一番高いメニューを注文してもらう為に、「1番人気」と書いたり。

もう試行錯誤しながら嘘をつき、お客さんを騙して、売上を作ることに必死で、

自分らしさの欠片もありませんでした。

 

お客さんの顔色をうかがい、お客さんに合わせたメニューばかりを作っていました。

 

 

自分の作るこだわりの料理で多くの人を喜ばせたい!

 

そんな純粋な想いで始めたお店だったのに。

この頃は、自分のことが本当に嫌いになっていた。

 

このころからマーケティングを学び始めた僕は、メニューを一新しました。

 

お客さんに合わせた料理ではなく、

自分らしさを売りにしよう!

 

僕はキッシュを作るのが得意だったので、キッシュをお店の売りにしました。

 

分厚くてプリンみたいなぷるんぷるんの食感。

 

これを武器に、どう魅力を伝えていくか?

 

とにかく僕は、正直にありのままの自分の想いを発信しました。

僕の作るキッシュ。実は一部の人にしかウケません。他店のような具沢山のキッシュではないし味は普通。チーズや生クリームもたっぷり使っていてカロリーも高いです。でも、このぷるんぷるんの食感を求めて今日も多くの方にご来店いただいています。 【フランス修行で学んだ本場のキッシュ680円】

 

お客様に対し、正直で誠実でいれば、きっといつかは認めてくれる。

この頃の経験が、今カメラマンになった僕の強みになっています。

たくさんのつらい想いと失敗を続けてきたことが、正直に生きることへの大切さを教えてくれました。

 

そうすれば、お金のことや損得は考えずとも、結果いい方向に向かっていくと思っています。

 

これからも失敗を繰り返しながらも成長して、写真で多くの方のお役に立てるようになりたいです。
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